終活とは?
昨今「終活」という言葉がメディアで取り上げられることが多くなりました。ご自身の最期をスムーズに円滑に迎えるため、書店でエンディングノートを普通に見かけるようになり、エンディングノートに様々な内容をまとめる人が増えています。また、相続・遺言作成や生前贈与などの相続相談だけでなく終活アドバイザーや終活カウンセラーといった新しい分野が生まれてきました。
終活とは、「人生の終わりをご自身のために、そして残された親族のためにより良いものにすべく、生きている間に事前準備を行うこと」です。
終活の主なものとは?
エンディングノート
遺言書と違いエンディングノートには書式の制限がないので、自らの死後、希望通りの葬儀を行えるほか、残された遺族にとっても「様々な手続きの負荷が軽減される」といったメリットがあります。
財産・不動産の相続をまとめておく
現金、株式などの資産以外に自動車や美術品・骨董品などの資産全般と不動産等、財産の洗い出しが必要になります。また現在では仮想通貨などネット資産も普及しており中位が必要です。IDやパスワードなどの情報はしっかり控えておく必要があります。
相続財産の評価は難しく複雑なため専門家からのアドバイスを受けることをおすすめします。
お墓・葬儀を決めておく
葬式の形式やお墓の形態、供養の方法についてもあらかじめ指定・準備しておく必要があります。形態にようって費用が変わってくるのとご遺族にとっても指定されておいたほうが負担が軽減されます。
生前整理を行う
生きているうちに、財産や身の回りの品を整理(生前整理)しておくことをいいます。
終活の一つとして、ご自身の遺品整理を生前に整えておく、自宅介護に必要なスペースを作るため、老人保健施設等に入居するため等、家の中の品物を整理して、暮らしにあった住空間をつくることです。
えんまん遺言相続支援センターには遺品供養士が在籍しておりますのでお気軽にご相談ください。
終活のススメ
エンディングに年齢は関係ありません。
不慮の事故などで若くして急にエンディングが訪れるかもしれません。また、生きていても認知症や要介護状態になり意志を伝えられなくなる可能性だってあるのです。
ご自身とご家族を守るためにすべき2つのこと
相続対策は早い段階から始めることにより出来る対策方法は大きく増えます。えんまん遺言相続支援センターが親身なってアドバイス、そしてあなたのお手伝いをさせていただきます。
(1)相続税について検討しましょう
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相続の対象の洗い出しと相続税がかかるかの検討
まずは「推定相続人の確定」と「相続財産の洗い出し」を行います。
そして次に「相続財産の評価」となります。不動産や株式などをお持ちの場合、様々な特例により評価が複雑で非常に難しいという現状があります。専門家からのアドバイスを受けることをおすすめします。 -
相続対策の検討
相続対策には「不動産の活用」「生前贈与」「生命保険の活用」など、ご自身の状況により様々な対策方法があります。どの対策が有効で活用できるか、専門家からのアドバイスを受けることをおすすめします。
(2)財産を誰に残すのか検討しましょう
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遺言書の作成
誰に、何を残したいのか伝える手段の1つが「遺言」です。現在では遺言者キットも市販されていますので、手軽に遺言を書くことができます。まずは、練習として自筆証書遺言を書いてみるのもよいかもしれません。
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民事信託(家族信託)の活用
「老親が認知症になった後も、制約と負担の多い成年後見制度を使わずに財産管理を遂行したい」、「長男夫婦に子がいないので、長男に遺した遺産が将来長男嫁の親族側に流失するのを避けたい」、「自分が死んだら遺産を妻に遺して生活を保障したいが、認知症を発症した妻に代わり財産管理を担ってほしい」など、遺言では実現できないことを設計できるのが「信託契約」です。
最後に。
エンディングはいつ訪れるか分かりません。
終活・生前対策は認知症になってからでは間に合わないのです。
えんまん遺言相続支援センターが
「終活」のご支援をさせていただきます。
残された家族たちが困らないように、
そして少しでも負担を軽減してあげられるように
早速はじめてみませんか?